高等教育の修学支援新制度 認定校
大分経理専門学校に入学するまで、建設業に従事していた大賀さん。
そのときに会計や経営の知識の必要性を痛感したのが税理士を志したきっかけだ。
在学中はライバルにも恵まれ、日商簿記検定1級をはじめとする数々の難関資格を取得した。 卒業後は念願のイデア総研税理士法人への就職を果たした。
会計事務に限らず、企業の総合的なコンサルティングを手掛ける同法人。
クライアントには建設関連企業も多い。
「 建設業に強い税理士になり、仕事を通じて業界で働く人の将来を守りたい」という高い目標を掲げる大賀さんにとって、まさにうってつけの職場といえる。
昨年10月から職場研修の形で働き始め、現在は業務4課で企業の決算書や申告書の作成に携わっている。
「実際に働いてみて、奥が深い仕事だとあらためて感じました。まだまだこれからです」というのが現時点での率直な感想だ。
学校の授業や資格取得のための勉強を通して身に付けた学ぶ姿勢をベースに、机上の勉強だけでは得られなかった、新しい経験を積み重ねる日々と真摯(しんし)に向き合っている。
イデア総研税理士法人の南徳行代表税理士は、「難関の資格を持っているということは、それだけ勉強してきたということ。 他の人よりも一歩先に行っていると思います。 まずは仕事の基本をこなせるようになり、そこから、これまで培ってきたものをどうアウトプットできるか考えていってほしい」と期待を込めて見守っている。
掲げた目標に向かって、脇目も振らず真っすぐに進んでいる大賀さん。目標がある人は、強い。
難しいとは思うけど、目指すものを早く見つけて、学生の時から勉強してほしい。 私自身、遊んだことよ り勉強したことの方が楽しい思い出になっています。 未来の自分は、今の頑張りがつくります。