高等教育の修学支援新制度 認定校
5月も下旬になり、本校の学生もそろそろ6月の日商簿記検定に向けて追い込みをかけ始める頃になってきました!1年生は初めての3級、2年生は2級・1級に挑戦です。
3級は第5問が精算表から財務諸表作成をさせる問題が多くなってきたようです。精算表はある程度の記入パターンがありますが、財務諸表は仕訳した勘定科目を適切に貸借対照表と損益計算書に振り分けないといけないため精算表より苦手意識がある方が多いように思います。
2級は平成30年度までにかけて大幅な改正があることから、昨年からの受験者も新傾向の問題にいかに対応できるかがポイントとなってきます。
改正を意識した問題が出題された昨年度の平均合格率が約20%と近年の中では最低クラスの合格率となったことから、今回の6月試験も事前対策をしっかり行って臨まなければなりません。
3級も2級もまずは暗記して憶えないことです。パターン化した問題には対応できますが、基礎力と応用力を問われる新しい問題には太刀打ちできません。
問題を解いたら、ほかにこういう出題のされ方はないだろうかと疑問を持ちながら学習すると、初めてみたような問題でも、冷静に考えることができると思います。