高等教育の修学支援新制度 認定校
excelでは様々な関数を使用します。
その際に、一つの関数を入力後、オートフィルを行うことがあります。
オートフィルとは
すでにセル内に入力されている関数・式や値を参考に、
動かしたセル方向に自動的に連続した関数・式や値を埋める機能です。
オートフィルを行うことで、VLOOKUP関数やRANK関数で指定した範囲もずれてしまいます。
『絶対参照』という機能を使用します。
絶対参照とは
セル参照・範囲をコピー・オートフィルしても動かないように固定する方法です。
セル参照を絶対参照にするには、列番号と行番号の前に$(ドル記号)半角で入力します。
例えば、A1セルに絶対参照を付ける場合は、『$A$1』・『A$1』・『$A1』という形になります。
ちなみに$がついていない状況(例A1)は相対参照といいます
絶対参照を付ける際に、毎回『$』をつけるのは大変です。
そこで、絶対参照のショートカットキー『F4』を使用します。
『F4』を押すことで、次のように絶対参照が変化していきます。
例)A1に絶対参照を行った場合
1回目『$A$1』
2回目『A$1』
3回目『$A1』
4回目『A1』
5回目は1回目と同じ
『$A$1』の時は、行列にオートフィル又はコピーを行っても、範囲は動きません。
『A$1』の時は、行にオートフィル又はコピーを行った場合の範囲は動きませんが、
列にオートフィル又はコピーを行った場合の範囲は動いてしまいます。
『$A1』の時は、列にオートフィル又はコピーを行った場合の範囲は動きませんが、
行にオートフィル又はコピーを行った場合の範囲は動きます。
絶対参照の機能は知っているのと知っていないのとでは、作業効率が全然違います。
この他にもExcelは便利な機能が様々ありますので、今後紹介していきますね(^^♪